耐火被膜工事とは、鉄骨建物の躯体は耐火構造にすることが義務付けられており、最も一般的な耐火被覆として「吹付ロックウール被覆耐火構造」が主となっております。
施行内容として半乾式ロックウール吹付工事、乾式巻き付け工事、湿式ロックウール吹付工事等がありますが、弊社では半乾式ロックウール吹付工事を主に行っております。
「半乾式ロックウール吹付工事」は建築基準法に基づいた「耐火被覆工事」の一種で、火災時の熱による、鉄骨の変形・溶解・破壊を防ぎます。また、断熱性能もあり、ノンフロン不燃断熱材としても用いられます。
ロックウール吹付耐火被膜工事の特徴
1.不燃性 不燃認定NM-1198
2.環境・安全配慮 ノンフロン、ノンアスベスト、ノンホルマリンF☆☆☆☆製品
3.防カビ性 ロックウール・セメントともアルカリ性の為カビが発生し難い
4.吸音性 シームレス断熱構造(平均吸音率30mm=0.82)
5.吸放湿性 連続空気層の為、吸放湿を行います
6.断熱性 熱伝導率=0.040w/mk(測定値)
7.コスト 他材料と比べ安価
● 使用材料
ロックウール、セメント、水
● 用途
梁、柱、床などへの耐火被覆・天井、壁への断熱・吸音
建築基準法と耐火構造
耐火建築物とは?(建築基準法 第2条)
イ その主要構造物が(1)または(2)のいずれかに該当すること。
(1)耐火構造であること。
(2)次に揚げる性能に関して政令で定める技術的基準に適合するものであること。
●当該建築物構造、建築設備及び用途に応じて屋内において発生が予測される火災による火熱に当該火災が終了するまで耐えること。
●当該建築物の周囲において発生する通常の火災による火熱に当該火災が終了するまで耐えること。
ロ その外壁の開口部で延焼のおそれのある部分に、防火戸その他の政令で定める防火設備(その構造が遮炎性能(通常の火災におけつ火災を遮るために防火設備に必要とされる性能をいう)に関して政令で定める技術的基準に適合するもので、国土交通大臣が定めた構造方法を用いるもの又は国土交通大臣の認定を受けたものに限る)を有すること。
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